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●「香田証生さんはなぜ殺されたのか」下川裕治著

 香田証生さんは、日本からニュージーランド、イスラエル、ヨルダン、と旅をした。そしてイラクに入国し、テロリストに拉致・殺害された。外側のおおまかな事実は、TVやネットを通して、日本に居た我々も知ってはいる。だが、事実の詳細や、香田さんの内面に何があったのかは、あまりに情報が少なく推測すら困難だ。いや、事件当時激しいバッシングが吹き荒れる中、ほとんどの日本人が彼のことについて、自ら積極的に掘り下げるのを放棄した、と言ったほうが正確ではないだろうか。その結果の、無視・無関心・切り捨て、あるいはさらなる非難。いずれにしても表面的な反応でしかなかった。大手の報道も同じく。そしてテロリストの要求した自衛隊撤退への賛否も伴って、「軽はずみ」な若者が「皆に迷惑」をかけたという、いわゆる“自己責任論”の巨大な嵐が吹き荒れた。当時の空気を、僕は苦々しい気持ちで思い出す。何かが完全におかしかった。そして今もおかしいままだ。
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