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●”政治家なんて汚い”と言う、手垢のついたお茶の間談義で済ましたい人達

どうもマスコミは、小沢秘書問題で検察批判をできない事情があるのか、
まったくその辺りを論点とせず、
むしろ”論点外し”にやっきになっている、というか、
それしか出来ない状況に見える。

そうなると、やつらがせいぜい持っていける方向と言うのが、
いわば古典的な、
「どんな政治家も、たたけばホコリが出るよね~」とか
「政治家って皆キタナイよね~」とか、
そういうレベル?

なんというか、古びた新聞政治マンガの世界というか。
そりゃそうだと言うしか仕方ない世界というか。
そりゃ~たしかに、”政治家なんて汚い”ところはあるでしょう。
大なり小なり、多分ねぇ―というお茶の間気分というか。

でも今問題になっているのは、
小沢と麻生のどちらが政治家として汚いか、という
印象のレベルを比較する話ではない。

そうではなく、
日本は一応、表面上は民主国家という顔をしているけれども、
本当に内実はそう言えるのか?、という問いだ。

政治家の不潔度比べなんか、どうでもいい。
小沢がたしかに体質的に古いのは、分かっている。
ほめられたことではない。

しかし、むしろ問題なのは、
・検察は”公正”に動けたのか、動いているのか、という疑問
・マスコミはそれを監視できているのか、という疑問
・その両方を、市民あるいは一般人が監視できているのか、という疑問
だと自分は思っている。

だから政治家うんぬんよりも、
政治を成り立たせている基盤、あるいは土壌の問題。
そう言いかえる事ができる状況ではないのか。

でもって、先の問いに対する現状での答えは、
・検察の不公正さは極まり、それに市民あるいは一般人が気づき始めている、ということ
・マスコミは機能しないどころか、既得権益側であることを露呈し、舵も切れないということ
・だが市民あるいは一般人の一部は、とうにそれらに気づいていて、マスコミ外で世論を作っている、ということだ。

昨日紹介した、「The Journal」山口一臣氏の、「民主党に民主主義を守る気はあるのか」
から引用すると、
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/05/post_67.html

山口氏の主張の、ポイントだけ勝手に抜き出すなら、
---
「サルでもわかる『小沢が辞めてはいけない』理由」

(1)検察の法解釈が間違っている。(純粋な法律論で言えば秘書は無罪になる可能性が高い)
(2)小沢代表の主張の正しさが証明された。(大疑獄事件に発展する事実は出てこなかった。)
(3)民主主義の根幹にかかわる問題だ。(「民主主義を守る」か「検察の恣意的捜査を許す」か)
---
ということなのだ。(省略は、当ブログ筆者による。)

だから正確に言うと、実は僕は小沢さんを応援さえしていないし
民主党を信用してもいないし好きでもないし。
しかし検察の不公正さを支えているシステムは、大問題だと思うので、
小沢さんを応援する。
そういう論理になる。

いろいろなことを知れば知るほど、
日本という国の、
これまでそれなりには機能し、国民を食わせ、そこそこ自由にさせてくれた
そのシステムが、
制度疲労を起こしたのか、
あるいは昔と同じことをやっているだけなのに、
それが意味ない世の中になったというか、
バレバレなのにまだやっている、と言うしかない状況に
ついにさしかかっている気がする。

この阿呆らしさは一体なんだろう。

一例を引きたい。
最近読んでいる、「The Journal」の岸井成格(きしい・しげただ)のコラムが、
ある屈折した意味で面白い。

正確に言うと、コラムは駄作。だが、コラムを取り巻く状況が面白い。
http://www.the-journal.jp/contents/kishii/2009/04/post_61.html#more

このオジサン、毎日新聞の特別編集委員らしいが、
たしかにTVで見たことある顔ではある。有名人だね。

で、この岸井さんが4月1日に書いたコラム、
「小沢秘書逮捕と見るに堪えない政局」という文章に、
すでに100以上のコメントがついている。
時間があったら読んでみるといい。

論旨の通ったコメントも多く、
岸井さんという人がプロのジャーナリストであるならば、
一ヶ月以上たってもこれらのコメントに、
何のリアクションも取れないのであれば、
ジャーナリスト、いや、文章書きを辞めたほうがいい
というくらいの事態になっている、
と僕は思う。

しかし何の返事も、ここにはない。

とあるコメントに
「RCサクセションの
軽薄なジャーナリストを謹呈させて頂きます。
故忌野清志郎 作詞/作曲」
というのがあったので、
この曲をyoutubeで探してみたらありました。
http://www.youtube.com/watch?v=WDOZeo55aho

この人のこの一文を読んでいて感じるのは、
「ああまた、『政治家なんて汚いよね~』という
”お茶の間気分”
に、今回も持って行こうとしているんだな」
ということだ。

悪気は無いのかもしれない。
たぶんこのオジサンには、世界が実際そのように見ているのかも
しれない。
しかしポイントがズレまくっている。
意図的なのか、呆けてるのかは別として。

ポイントは、先にも引用したが、
”民主主義の根幹にかかわる問題”
なのだ。

それにしても、これだけ多くのコメントに対して、せめて
誠意ある返答くらいしたらどうだ。
最悪、「もう少し考えてみます」でもいい。
それだって最低限の誠意だ。

だがシカトするのは、たぶん返事ができないからだろう、
そう言われても仕方あるまい。
この人はプロの文章書きなんだよ、信じられる?

そして悲しき電波芸者がまた一人。
そう。サザンの桑田氏である。
彼の「桑田佳祐の音楽寅さん アベーロード」を
これまたyoutubeで見ることができる。
http://www.youtube.com/watch?v=SyJuVj_VezE
http://www.youtube.com/watch?v=cXehlyhoWP4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=H_RJye30mVY&feature=related
アビーロードのパロディとしては、そこそこ良く出来ている。
元曲がいいんだから、見ていても飽きない。

だが、論点がずれている。
すべての党を平等に批判すればいいという問題ではない。
繰り返すが、
”民主主義の根幹にかかわる問題”
なのだ。
”政治家なんて汚い”
というレベルのお茶の間談義、居酒屋談義に落とすのは、
間違っているし、
それで多分OKだろうと考えているならば、
状況が見えていない、ということだ。

この程度の企画に乗ってしまったのは、
たぶん桑田氏がふだん何も考えていないからではないのか。

まあ、たぶんこのパロディ作品はチーム製作だろう。
TV局か製作会社か、広告代理店か知らないが、
一人でここまで作ることはできない。
だが、内情を知らないので、代表の桑田氏に
一応矛先を向けておく。

彼は歌手であって、思想家でも政治評論家でもないから、
お茶の間パロディでもいいじゃんと言われるかもしれないが、
今日本で起こっていることは、
その程度のことで済まない事態だ、
ということを書きたかった。

事態を見通す、われわれ市民(あるいは一般人)の
民度が問われている。



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