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●米軍のケツなめ日本に未来はあるか

 というようなタイトルで、額賀氏が主張する“沖縄のために皆で負担を分かち持とう論”について批判的に考察しようと思っていた。しかしながら、忙しさにかまけついつい日々が過ぎていっていたところ…。
 そうしたらば!!だ。
 今朝(6月30日)、偶然、みのもんた(いつもはこの顔が画面に出ると、即、消すかチャンネル変えるのだが)の出ているワイドショーで、ブッシュと小泉の猿芝居が報道されておりましたとさ。
ブッシュは日本の軍事協力をベタ褒め、小泉はあくまでも対米追従を高らかにかつ誇り高くも御宣言。そして話題は、プレスリーの館に二人が訪問するという、ベッタベタなワイドショーネタに移行、ミノモンのにやけ笑いがずっと画面の隅に映し出されているのは何故なんだろう?湯川れい子のメイクはあまり変わってないが、そう言えばこの人何歳だっけ?ところでたかだか外国のポップスに多少詳しいだけの人が、なんでまたワイドショーで扱われる様々な社会事象に恐れ気もなく、無知識でずばずばコメントできるのか(→これは民度が低いから)?長年TVに愛用されているのは何故なのか(→これは中味が無いので使いやすいから)などなどの、泡沫的疑問に思考は流されてしまった。しまった、民放恐るべし。さすが、人の生理をよく知っているわ。

 醜悪。

 いずれにせよ、国、およびマスコミが狙っているのは、とても単純なイメージ戦略であって、アメリカとの融和ムードとロック・スターの懐かしモードとをミックスさせて、“小泉さん良かったね“空気を演出しようというものなのだろうが、下らなすぎて反吐が出る。もはやTVには何も期待してはいないが、この下劣さ品性の無さは朝飯噴飯モノであった。
 しかし、今アメリカでは、新たな反戦運動が巻き起こって、何10万人とかの単位の街頭行動があちこちで行なわれていることなど、ほとんど日本のマスコミは報道しないのは何故なのか?さすがにブッシュの支持率は30%だかになっており、ヤバイはずなのだが。かたや小泉は降板直前の超やる気ナシ状態。この二人のおおげさな会談が、イメージ戦略以上のどんな意味があるのか、国際社会学者とかのコメントを期待したいものだ。
 ところで、イラクでアメリカが市民をどんな風に殺したか、どんな兵器を使ったか、劣化ウラン弾の被爆がイラク市民はもちろん下っ端の米兵にもどんな影響を与えているのか、ザルカウィを殺したというがこれまでの情報も別人だったという説もあるとか、またCIAが秘密裏に世界中から人を拉致して拷問していることとか、なによりことの発端である911のでっち上げ説が、アメリカではマスコミにもついに浮上しはじめ、消滅するどころか徐々に信憑性を増して世論に影響を与え始めていることとか、知ってる人は知ってるだろうが、日本のTVではほとんど無視・圧殺されている。僕はこれらのニュースを、多くはふつうにネットその他で知った。少しはTVでもやっていたが。
 これらはそれぞれに、大ニュースのはずではないか。何故なら、何の正義もない戦争に手を貸したとあっては、世界に対してまた、あえて儒教的に言うなら子孫に対して、恥ではないのか?(正義があれば戦争はいいのか、という議論は置いておく。)いずれにせよ、イラク戦にはどんな正義も無かった。そんな血で血を洗う一大謀略に、日本は軍事協力してしまったのだ。大きな汚点を作ったとしか言いようがない。そして、イラクへの飛行機は日本の基地や軍港から出発して行ったのだ。いくつもの大ニュースを、きちんと検証し報道するマスコミは無く、日本人は自分たちは手を汚していない、関係ないと思っている。しかし、世界はそう見てくれるだろうか。

 これらの事実を踏まえた上で、簡単に、額賀氏の主張に対して疑問点を整理しておこう。
 額賀氏はまるで情に訴える話の分かる人のような顔をして「ね、沖縄はこんなに米軍基地の負担を抱えてきたんですよ。みなさん、大変さが分かったでしょう?だから、本土のあちこちで、この負担を分けて持ってあげて欲しいんです」というようなことを語った。
 だがここには、たくさんのマヤカシやスリカエがあると思う。
 まず、これまでの沖縄の負担は歴史的事実としても、以下の論点が飛ばされてしまっている。

(1)何のための負担なのか?=安保条約の意味
 日米安保条約は時代時代によってその実質的意味を変えて来たにしても、また賛否いろいろあるにせよ、最低限共通なのは“日本の安全”のためではなかったか。今回の米軍トランスフォーメーションは、アメリカが世界を軍事支配するそのやり方を変更するものだ。ただでさえ、イラク戦争以降、国際社会のアメリカ批判は強まっている中で、横暴な番長みたいなアメリカに尻尾ふりふり付いていくことは、日本の安全保障をむしろ危うくするのでないか(すでに信頼はガタ落ち)。アメリカは、極東から中東~アフリカまでの“不安定の弧”に対して、これからもどんどん自由に好きなだけ、日本の基地から軍事発進したいな~、と考えているのだ。(あなたの、僕の、町や隣町から、中東に向けて戦闘機が飛んで行く)さて、テロリストならどこを狙おうとするだろう?司令部も置かれてしまうのだよ、日本に。
 また、これまで専守防衛に徹することでアジア諸国の信頼を(かろうじてでも)得てきた日本は、これを機に外へ向けて軍備を持ち出す国になったと見られていると思う。アジアで孤立して一体何の利益があるのか?
 そう考えると、基地という負担を分かち持つ根本的意味が、最初から骨抜きにされている。自分の利益にならないことで我慢をする馬鹿がどこにいるのか?(蛇足ながら、僕は、どうして右翼がこの動きに対して怒らないのか理解できない。)

(2)すべて国民の頭越しの決定過程について
 これはハッキリ言えば、ずーっと、ずーっとそうなのだ。まず秘密裏に軍事のハード面が拡張され、海外派兵できるような装備の充実が行なわれる。その後に予算や法制度が整備され、何か事態が起きるたびに、PKOだのなんだの、着々と海外派兵の下準備が行なわれてきた。どこにも民主主義などありはしない。国民の意見が反映される場所も、ありはしない。すべてが既成事実を容認する形で進められてきた。(その既成事実は、自衛隊上層部を含む日本の支配層が内々で決定した。)そして、そのゴールが今回誰の目にも明らかになった。つまり、アメリカ軍の一部隊として、アメリカ軍の指揮で日本人が派兵されること。簡単に言えば、自衛隊が“米軍アメリカ支部”になること。しかも予算は日本人が支払う。一体何なんだこれは?世界の平和を守るため?逆だろう。
 アメリカの一局軍事支配は、ある意味で完成しつつある。日本の安全保障のためならまだしも、そんなものに手を貸して、我々庶民に何かいいことがあるのか?
 北朝鮮のテポドンなど、軍事的脅威でないことははっきりしているし、国際政治的に彼らは決して打つことはできない(打ったら最後、堂々と侵略されて一巻の終わりになることを、あの支配者もいくらなんでも分かっている)。

 はあ。疲れた。
 沖縄の基地負担軽減など、まやかしだと僕は疑っている。そうではなく、日本全土の沖縄化、そして日本全土の満遍ない負担増、そういう事態が目前に迫っている。
 自公は共謀罪成立を諦めていない。次の国会でも様々な戦略を使ってくるだろうし、もちろん強行採決という手段も切り札として、いつでもあるのだ。僕が恐れているのは、共謀罪が成立したら、このようにネット上で自由に言論することもかなわなくなり、また、議論をすることもできなくさせた上で、一気に改憲、9条を操作して、自衛隊、いや自衛軍の米軍との共同作戦を次々に展開、米軍の世界支配のお先棒を積極的にかつごうとこの国はしているのではないか、ということだ。
 その時、「平和がいいよね」なんて言ったって、何の意味もない。
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