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●東京メディフェス、二日目。メディアの力は政府も怖い?

メディフェス二日目です。
プログラムに出るのが忙しく、あっと言う間に一日が終わってしまうのですが、
ホテルに戻ってTVやネットを見ると、毎日毎日、政治はぐいぐい動いているようですね。

もちろん官邸記者クラブ問題のように、良い事ばかりではないですけど、
岡田さんが外務省の会見をオープンにしたりと、快哉を叫びたい出来事もぼちぼちありますね。

一方、ちまちまシロウトが集まって
こじんまりやっているように見えるメディフェスですが、
今後の状況はある意味追い風。…!
もちろん慢心するわけには行きませんが、
メディアのシステムに関しても、政治的にも大きな変革があるかもしれません。
なんたって、明日のシンポジウムに
総務省の副大臣になった内藤正光氏がくるんだから。
(当初シンポジストの一人として交渉していたのが、民主党の人事でこのポストに付いたもの。)

レイバーネット「「TOKYOメディフェス」に総務省の内藤副大臣がパネリストとして出席」
http://www.labornetjp.org/news/2009/1253263345855staff01


神保哲生氏もパネリストとして来るし、どんな話になるのかめっちゃ楽しみ!
ちなみに僕は受付をやっているかも知れません。人手不足らしいので。

さて、本日(二日目)の個人的報告。
午前中は”国際フォーラム”「私たちのメディアが社会を変える~”コミュニケーションの権利”の視点から」に出ました。
コミュ権シンポ1
写真は、
韓国の益山(イクサン)で、
市民のためのメディアセンターを運営しているイ・ジネン氏の発言の場面です。
(去年、メディア・アクティビストの交流で韓国を訪れた時は、
ジネンさんにも大変お世話になりました。)

他にオーストリアのフリーラジオ連盟会長(ヘルムート・パイスル氏)、
バングラデシュから、アドボカシー&シンクタンク団体を運営するアフマド・スワパン氏、
そしてドイツからメディア研究者のオリバー・ライスタート氏。

3時間ぶっ通しでも時間が足りず、聞くほうもフラフラになりましたが、
各国の状況の違いと共通点が垣間見えて、興味深かったです。

市民がメディアを使ったコミュニケーションに自由に参加する権利と、
それを保証する枠組みは、理念的にはEUが先行して成文化していますが、
韓国は(政権が保守系に戻ってやや揺り戻しあるとはいえ)人・モノ・金がばっちり具体化していて、
それはそれで先進的。
日本はこの失われた10年で、市民メディアも下手をすると周回遅れの状況?です。
変な言い方ですが、うかうかしていられない、そういう気分にはなりました。

またバングラデシュは、様々な歴史や国情から、後発であることは否めませんが、
その分政府との関係が生々しく、
去年、おととしとジャーナリストの逮捕やTV局の閉鎖が強制された一方で、
コミュニティ・ラジオ振興の法律が成立するなど、矛盾した状況にあるそうです。

で、ここで研究家のオリバーさん登場。
時間が少なく短いコメントだったにも関わらず、驚愕の発言がありました。
彼が言うには、「民主国家、非民主国家とも、(イランで起ったような携帯メディアを使った抗議行動のような)デジタル・技術を恐れている。ネットに対しても政府は、民衆が使うメディアの力を認識しはじめた」とのこと。
そして各国とも対策を取ろうとしている、と。

で、露骨に通信の内容を検閲しようとはしなくとも、
たとえば携帯電話なら「誰が、いつ、どのくらいの長さ、どこから、誰に、どんなメディアを使ったか」
いわゆる履歴情報というのでしょうか、
そういうデータを押さえる方向に行き、これはマシンで簡単に集めて分析可能なので、
誰が誰と強く結んで動いているかのソーシャル・マップ(人間相関図とでも言うのか?)が
ごく簡単に作れて、取り締まりに利用できるし、将来のその人の行動も予測できる、
というのですね。

怖いんじゃね?

実際、例のイランの抗議行動の時は携帯のノキア・シーメンス社が監視用のソフトを提供したので、
政府は簡単に活動家を突き止めたとのこと。
ブルルッ。(汗)

ある意味「1984」以上の情報の牢獄にもなりかねない状況が、
デジタル技術によってもたらされている、とも言えそうですね。
「内容をチェックしないんだったら大丈夫」と考えず、政府の出してくる様々なメディア法案に
市民側が精通しないとならないと思いました。

そう考えると、先進国・途上国に関係なく、国家、企業、市民社会の
情報における力関係は、ある意味同質の危機に直面している、ということになるかも知れません。

で午後は、「私たちのメディアを何と呼ぶ?(用語定義ワークショップ)」に参加。
市民メディア、オルタナティブ・メディア、コミュニティ・メディア、インディペンデント・メディアなど、
”市民メディア”という言葉でしっくり来ないとき、
どういう呼び方をすれば良いのかいつも議論になりますが、
時々使われる代表的な呼称について、グループに分かれて検討し、
最後は具体的に比較してみました。

”市民メディア”を何と呼ぶ
写真はワークショップの様子です。



※最後にお・ま・け http://blog.goo.ne.jp/worldsendsupernova/d/20090922
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