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●草の根の情報発信盛んに~市民メディア・サミット06@横浜に参加して

 以下の文章は、地元の新聞(北海道新聞)に投稿してみたのですが、全くレスポンス・ゼロでありました。
 一応、つてをたよってみたところ、初めよさげな反応だったのですが。まあ、マスメディアには雑事にすぎないことなのでしょう。

 せっかく書いたのでここの載せておきます。

-----------------------↓原稿です。

 横浜で開催された市民メディア・サミット’06(9月8~10日)に参加してきた。会期二日目ですでに五百名を越える人々が全国から集まったという盛況ぶり。そして今回、サミット4回目にして初めて、全国の市民メディア活動をゆるやかにまとめる「全国交流協議会」が結成された。その記念すべき、歴史的な瞬間に立ち会うことができたのは、とても幸運だったと思う。今、全国あちこちで草の根的に、一般市民が主体となったメディア運営が行われ始めている。ケーブルTVや地域FMを使ったり、それも無理ならネットを通じて、市民が自分たちにとって必要な情報を発信し始めている。筆者は今回、その活力を肌でひしひしと感じることができた。
 だがおそらく、一方で、「市民メディアって何?」という声もまだまだ多いことだろう。ごく手短に“市民の番組作り”と説明すると、「ああシロウト参加番組か」と受け取られかねない。それは必ずしも間違ってはいないが、もっと本質的に違う。市民のメディア参加(=メディア・アクセスと呼ぶこともある)は、より基本的な市民の権利なのだ。
 たとえば、“電波は公共的なもの”ということは理解してもらえるだろう。本来、分け合って使うべき限られた資源なのだから、電波を使うメディアは法律等一定のルールで管理されている。だが現実にはその大切な電波が、知らず知らずのうちに、ほとんど大企業にのみ分け与えられてはいないだろうか。水や空気の公共性と同質に発想してみれば、企業や官僚機構だけではなく、一般市民にも発信の権利があることは容易に思い至るはずだ。このような発想の下、すでに欧米諸外国では様々な形で、実際に一般市民が作るTVチャンネルが義務付けられたり、ラジオが法制化されている。隣国、韓国でも、今や市民による活発な番組制作が行われているのだ。
 このように、メディアの民主化とも言えるこの分野、日本は明らかに遅れを取っている。いや、先進国の中では陥没していると言うべきか。たとえばNHK受信料の問題と市民のメディア参加権を、からめて考えることも必要なのだが、日本ではまだまだ、市民の意識が十分に醸成されているとは言えない状況にある。
 というような諸々の事柄を(この分野はシロウトである筆者も)、このサミットに参加することで、ある熱気を持って学ぶことができた。すでに先進的な活動を行っている、実に多くの地域があることも知った。その多くは低予算、手作りながら、とてもユニークな地域の情報発信を行っている。
 今、日本の言論は、閉塞的な状況にある。明らかに体制翼賛的な既存メディアに対して、少数者が正当な配分で意見を提示できる場所すら、容易には見当たらない。ブログなどネット世論が多少力をつけて来たとは言え、既存の枠組みはあまりに強固だ。しかし、このサミットの周りには、現状を打ち破り得る爽やかな風が、今はわずかだが、はっきりと吹いていた。ぜひ、注目を。そして何より、あなたの参加を。

-----------------------↑原稿ここまで。

 サミットは終わりましたが、その時情報交換した方々たちと、メーリング・リストを通じていろいろお話を続けています。
 このネットワークが、徐々に大きな力になりますように…。
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