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●赤塚不二夫展を札幌大丸で見てきた。

赤塚不二夫展を札幌大丸で見てきた。タダ券で。

券をいただいた人には申し訳ないが、そっけない内容だった。
赤塚の、人にも作品にも焦点が当たっていない。
たしかに原画と写真は多数飾ってあるが。

「何をしたいのかワカラン展示だ」と言ったら、あい方が、
「グッズ売りたいだけでしょっ」と。

なるほど、そっか…。

でもそれなら入場料は無料にしてほしかった。
(幸い自分は)大人700円がタダで入れて良かった。

誤解無いよう言っておくが、俺は赤塚、ラブだから。
赤塚は当時の日本人の水準からしたらある意味”狂気”のレベルまで常識を壊し、
しかし晩年ギャグは一気に失速して、アル中→長らく無意識、で死んだ。
たしか。(もちろん途中の紆余曲折を略してだが)

調べず記憶で書いている。僕の印象である。

なんともしたたかとも言える印象の死に方だったが、
振り返ると何かから逃れようと必死で、それがギャグにつながったような
そんな一生懸命さを感じさせる”狂気”に僕には思えるのだ。

赤塚は、読んでいた人は誰でも知っているが、随所にリリカルなセンスが光る場面があった。
それが破壊的ギャグの裏側に常にある。
でも、それを隠そうとどんどん過激になるところ、
そういうところも大好きだった。

赤塚は何におびえていたんだろう。それは僕にも分からない。
だが、幼少の時、命からがら満州から引き揚げてきたきたこと、
腕もちぎれんばかりに親にひっぱられていただろうと思われるその風景の中には、
民間人を含めた多数の戦死者が累々と重なるような状況があったらしいこと、
などを本で知っている。

たくさんの烏が舞っていたらしい。

そういう光景を見てしまった子供には、この世はどんな風に見えるのだろう。
そして、大人になって、少しは世界を安心して見れるようになったとして、
どんな風に生きてしまうものなんだろう。

そんな興味が(失礼、でもたしかに”興味”に違いない)、僕には赤塚にある。

文章を終わりにしよう。大丸さまへ。
お金を取る展示であるならば、せめてもう少し何らかのテーマを持って欲しかった。
時代順に並べただけで、後は見る人まかせはひどすぎます。

以上。


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