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●ユッキーの個人ツアー7日目・こりゃ観光

 今日は完全観光日。

 宮島に行ってきた。広島市内の市電二日乗り放題と、宮島までの往復と、さらにロープウェイ往復までついた2デイズ・パス券を購入、二千円。これはお得。
フェリー内の掲示

 感想としては景色がいい観光地という以上のものではなかったが、よくある出来上がった観光地にしてはやはり雰囲気がゆったりしており(平日だったせいか)、嫌な気分にならずに済んだ。時々商売ばっかり目に付く所も、けっこう多いからな~。そう思うと好感を持った方かも知れないが、商店街で適当に入って注文した牡蠣丼は、たいしたことなかった。牡蠣が6個入って千円だから高いとも言えないが、あと玉ネギとで甘じょっぱく炒めてあるだけで、味に工夫がまるでナシ。青ねぎを入れるとか、卵を少しからめるとか、あるでしょう、誰でも考えるような工夫が~。と言いたくなったが、店の女の子の笑顔が良かったので許す。不味かったわけではないし。ま、たいてい、観光地に上手いもの無し。
宮島記念

鹿アップ

猿

ロープウェイ


山頂景色


 この島は、鹿がいっぱい(奈良みたい)。ほんで山頂に行くと、猿がいっぱい(気をつけないと食い物を狙うそうだ)。ロープウェイが、二本乗り継ぎなのに驚いた。ちっさくて可愛いコンパートメントに揺られて約20分、着いたと思ったらここで乗り継ぎになって、次は普通のロープウェイにもう10分ほど乗せられる。ただ、途中の景色はとっても良いので飽きることはない。最後は、ロープウェイから瀬戸の島々が展望できてこれが素晴らしい。
 また、ロープウェイの終点から、徒歩でさらに20分ほど登ることができるそうだ。行けば色々と寺だの遺跡だのあるようだが、時間がないので猿の顔だけ見て戻ることにする。景色はとにかくとても良いのは事実。つまり体力も時間も、まる一日は使った方がいい場所だということが分かった。あ、神社もキレイ。一応。

 街に戻って、美術館に「靉光(あいみつ)展」を見に行く。「目のある風景」って作品、見たことありませんか、教科書とかで。この人はとても不運な画家で、シュールリアリズムなんかを追求していた前衛的な作風だったにも関わらず、戦時中”抽象画を禁止”され、本人は終戦間際に上海に送られ、戦病死してしまう。残された画業も原爆でかなり失われたそうで、戦争に関してどこまでもふんだり蹴ったりの人生だ。
あいみつ展


 で、当時の日本人だから、彼もまっこうから戦争反対ではなかったかも知れないが、いろいろと苦悩は多かったみたいで、時代を重ねて絵を見てみると何とも言えない内面的な煩悶がうかがえる。抽象画の中にもそれが見え隠れするのだから、大変な苦しみだったのではあるまいか。

 今回見て思ったのは、有名な油絵作品よりも、線画の小品に優れたもの(というより僕の好みのもの?)が数多くあるということだ。この人の線画は、筆で描いているのだそうだが、まことに緻密で、しかも題材も当時にすればとんでもなくシュールだ。もし生きていれば戦後大活躍したこと間違いないと思われる。それほど、現代的なセンスを持ち合わせた人だったのが、数少ない線画の作品から分かる。


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