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●ユッキーの個人ツアー9日目・山形国際ドキュメンタリー映画祭(開会式)

4日

早朝5時前に山形に着く。
早過ぎ。と言っても仕方ないが。
駅前はまだ暗く、店も何もほとんどやっていない。

結局、市内近郊の安い温泉に泊まるが、
かなりボロっちかった。
泉質だけは非常に良かったが、
他にすることもなく、
室内の古い調度を写真撮りまくり。

すごい適当な絵が飾ってある。
あまりのテキトーぶりに、むしろ少し感動したり。
絵


夜に映画祭のオープニングを見に行く。
市長の挨拶とか、一通りあって、

「Mt.Zao」
「牧野物語・峠」
を見る。

「Mt.Zao」は、戦前のサイレント白黒の映画だが、
蔵王の景色が美しく撮られている。
スキーツアーの大学生たちも
コミカルに描かれていて、
案外楽しい映画だった。
蔵王


「牧野物語・峠」は、
小川伸介監督(「日本国古屋敷村」!)の作品で、
トーンはほとんど同じなのだが、
峠

山形の農民詩人・真壁仁をフィーチャーしていて、
今見るとむしろ説得力がある。

藁で、山仕事の装備を作ってしまう、その技術と知恵。
(頭にかぶるもの、体を覆うもの、履物、膝に当てるもの、かご、その他…)

そういうものを農村のふつうのおじさんも持っていた。

真壁仁は、
米作りする農民でありながら、
世界にも目を向けた知識人だったわけだが、
このようなしっかり地に足がついた、その生き方。
また、
ふたつの部落が水争いをしそうになったとき、
話し合ってトラブルを回避した古老の話などなど…。

すべてが失われて今がある。

感動と、空虚感。
ない、ということへの、
喪失感さえ持てていないことへの、
畏れ?
どういう言葉で語ればいいのか分からない。
語る資格がない。

とはいえ、
その資格のなさに気づいたという意味では
これらの映画を見た価値がある。
としか言えない。

この詩人のこと、全く知りませんでした。すいません。
でもそれ以上に、
本当の昔の生活、全く知らない自分。
自分たち以降の世代。

なんだかすごく大切なものを失ったような気がするけれど、
そうなってしまっただけの理由もあって。
沈黙。
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